先日、とあるデザイン案件で、完成後に大幅な修正依頼が続きました。
今回は協力という形だったので対応しましたが、本来であれば追加料金が発生する内容です。
最近はAIやCanvaなどの普及で、
「デザインって簡単に作れるんでしょ?」
と思われることも増えてきました。
でも、本当に大切なのは「作ること」ではありません。
相手の想いを整理し、
目的を考え、
伝わる形に落とし込み、
何度も試行錯誤しながら形にしていく。
その時間と経験こそが、デザインの価値です。
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実は、この話はTANOだけの話ではありません。
以前、先輩デザイナーからこんな話を聞きました。
「地方では、クリエイターが軽く扱われて辞めてしまうことが本当に多い。」
修正が何回あっても追加料金は言えない。
「これくらいなら…」
と無理を続ける。
気が付けば、好きだったデザインが嫌いになり、業界を去ってしまう。
そんな話は決して珍しくありません。
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TANOは少し特殊です。
営業も好きですし、
提案することも、
「それは追加料金になります」と伝えることもできます。
でも、それが苦手なデザイナーやクリエイターはたくさんいます。
デザインや絵を描くのが好きだから、この仕事を始めた。
そんな若いクリエイターほど、苦しい思いをしやすいのが現実です。
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今回、こんなやり取りもありました。
相手は、
「今回はデザイナーとして依頼したのではなく、主催者としてお願いしたつもりでした。」
という趣旨の返答でした。
でも、TANOが伝えたかったのは、そこではありません。
主催者か、デザイナーか。
その立場の話ではなく、
「完成確認でOKを出した後に、大幅な修正を繰り返す進め方は、誰が相手であっても配慮が必要です。」
ということを伝えたかったのです。
これは今回の案件だけの話ではありません。
企業でも。
行政でも。
個人でも。
デザイナーへ仕事を依頼するとき、完成確認はとても大切な工程です。
一度OKを出した後の大幅な変更は、見えないところで多くの時間と労力を生みます。
だからこそ、完成確認の段階では、ぜひ丁寧に見ていただきたい。
それだけで、デザイナーは安心して仕事ができます。
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TANOは思っています。
デザイナーを大切にすることは、
一人のクリエイターを守ることではありません。
地域の未来を守ることです。
魅力あるチラシ。
ワクワクするイベント。
伝わるパンフレット。
子どもたちの心に残る絵本や紙芝居。
その一つひとつが、地域の文化になっていきます。
クリエイターが育たなければ、その文化も育ちません。
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今、産・学・官・金が連携して地域を盛り上げようという動きがあります。
だからこそ、TANOは一つ提案したい!
地域を良くしたいのであれば、クリエイターを「使う存在」ではなく、「一緒に価値を創るパートナー」として見てほしい!!
それだけで、地域のデザインは変わります。
地域のブランドは変わります。
そして、若いクリエイターが「この町で頑張りたい」と思える未来に繋がります。
デザイン費は、単なる制作費ではありません。
地域の未来への投資です。
長崎県、そして諫早市から、もっと多くのクリエイターが安心して挑戦できる環境が生まれることを願っています。
そのためにTANOは、これからもデザイナーの価値を伝え続け、地域のクリエイティブを育てる一人でありたいと思います。